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2009年11月09日

日曜日の碁から

 桑原さんとの碁で、松田黒番。これはあまり検討する暇がなかった碁です。

図1 テーマ
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 一番古典的な大斜定石の途中。ここでどうするか?

図2 参考図
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 一番普通とされる進行は少し重い感じがした。
 黒3で上辺方面に行くのが一番普通かもしれない。ここでちょっと工夫してみたくなった。

図3 実戦
09110906.jpg

 黒1とかけてみた。実戦はデギリ。
 掛り一本は大斜の前の軽い利かしだったので、ここから戦いが始まれば、軽石が重くなる意味があって悪くないと考えた。
 よくわからなかったのが白2で、(気合いで)左上隅の黒2子を制しに来られる図で、その振り替わりの得失はよくわからなかった。

図4 実戦続き
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 ともかく黒31まで。
 最初の構想としては中央の線を確保し左右の白を切っていくことができればというものだったので、この結果は大まかには満足だったのだが、どうも黒の形が熟していないようだ。ツケコシなどを狙われて気持ち悪い。
 黒11〜15に大いに問題がありそうだが、どうすればよかったのだろうか?
posted by das53jp at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の碁の続き

 昨日の碁の続き。

 お互いミスがあり、どっちもどっちの終盤戦。
 上辺に黒が手をつけていった場面。

図1
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 実戦はこうなり、白地を削減することに成功。この結果はまずまずの様だ。しかし時間に追われながら黒3を打つときに「危ない?」と思いつつ手が伸びてしまったので、局後に改めて検討してみると・・・ 

図2
09110902.jpg

 例えば黒2の抜きが先手だと即断するのは危険で、どうやら冷たいようだ。ひょっとしてとは思ったが、こんな形で死があるとは。その危険を感じつつアタリを打ったのが変だし。
 この図はあまりにもまずいので黒2で白1の左に出ることになるが・・・

 よくよく考えると図1黒3のアタリはほとんど意味がなく、むしろ右上隅1線(サルスベリ)のツギが利かなくなる分損。頭が悪い・・・ 
posted by das53jp at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

やはり廃定石か

 ちょっと前から星の2間高バサミ定石で考えていることがあり、それを実行する機会を得た。関東甲信越静囲碁大会で日吉さんと打った碁。松田白番。

実戦図
09061901.jpg

 白7がいまや見られなくなった手。昔は定石だった。当然デギリ(石が消えているが)を利かして黒14のハネだが、ここで白15と抱えられないものかと思っていたのだ。実戦はこのようになった。これは注文通りで満足だった。

参考図1
09061902.jpg

 いまやおじさん(おじいさん?)しか知らない変化と思われるので、若い読者のために一応廃定石を紹介しておこう。黒8までが昔皆が勉強した変化。これはやたらと利き筋が多く、白気持ち悪い。これに比べれば実戦図が大分勝ると思う。

参考図2(ここから白黒に)
090619034.jpg

 参考のために、やや似た形になる星の一間バサミ定石の出来上がりと比較してみよう。実戦図との優劣は微妙で、実戦の進行は少なくとも廃定石よりは勝り、定石として通用するレベルの分かれに思える。

 この変化について以前調べていたら、奇しくもお客さんの桑原さん(強豪)と呉清源の『現代定石活用事典』に同じ指摘を受けた。

参考図3
09061903.jpg

 切り込むのが第一感で、先手で形を手厚く整えて黒良しという。ポン抜けるので白もまあまあな気もするが・・・
 もっともこの実戦の布石で先手で決めつけられるとさすがにダメそう。

参考図4
09061904.jpg

 なので実戦のときに切り込まれたら意地を張ってこう打とうかと思っていた。一応白先手だが、黒4のカケツギで右辺の味がよくなってしまう。反対側の切り味は、アテてカケぐらいでもどうということはないようだ。

 いろいろ考えた結果、やはり押し上げは損なのかというのが結論。実戦のように決まるのならいいんですが。誰も打たないのにはわけがある。

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ラベル:囲碁 定石
posted by das53jp at 22:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

ガツンとやられた

 もはや間延びしてしまいましたが。
 アマ名人の県大会決勝の碁。相手は山下くんで松田白番。

 ここまで下辺と右辺で失策があってもはやダメな碁のようだが、一番印象的だったのはここ。

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 白1は打つ手に困ってぼんやりと。黒2とやられてひょいと白3と利かしに行った瞬間。黒4の反撃。この手は全然予期していなくてガツンと殴られた気がしました。
 そもそも右辺から上辺の決め方がまずく、利かしそびれて損をしたと思っていた(直接3とかにつけるのが無理)ので、白1は遠慮したつもり。白1があって3ならというような思い込みがあったところで、愕然としました。
 
ラベル:囲碁 アマ名人戦
posted by das53jp at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

ツケノビの原始形

 うちの教室では定石というのはほとんど教えません。みんな好きに打っています。星付近から打ち始めるのが普通とか、カカリとかを教えるような教えないような。私とかが説明するというよりも、棋譜並べとか指導碁とか上位者との対戦で、なんとなく覚えていくという感じでしょうか。

 面白いことが一つ。
 大抵の入門者〜二桁級の生徒と打つとこうなります。

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 カカルとつけられる。大抵ここにツケられます。多分石をとりたいからのツケで、ツケるとするとここが自然なのでしょうか。
 ハネるとハネる。傷を気にせず、どんどん相手のダメを詰めようとする初心者の特徴が見事に出ています。この手で伸びで我慢できるようになかなかなりません。まあこのハネは悪手とも言えないのでよいのですが。
 調子で白も5と2段バネですが、ここで両アタリをしっかり守れるようになると大したものです。しかし、むやみにアタリやキリを打って自滅がよくあるパターンです。
 同じ形で何回もつぶれていれば、そのうちツケノビ定石に進化しそうなものですが、なかなか原始形から進化してくれません・・・

 
ラベル:囲碁 定石
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2009年05月18日

割り込み

 シノギありやなしやの実戦の続き。

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 nipparatさんのご指摘の通り、割り込みでしのぎを図りました。一応これで壊滅はないようです。黒、いろいろやりましたが白は何とかなります。

 これは生徒との一局なのですが、生徒は白1の割り込みにびっくりしたようです。

生徒A「こんな手気がつかないよ」
だす「割り込んでくれ、と声がしない?」
生徒B「それ病気だよ」

というようなやり取りが。割り込み自体は普通の手だと思うのですが、試しにどのくらいの棋力の人が気がつくのかなとテストしてみた次第。・・・というか掛った魚がnipparatさんだけでは全然意味がなかったですが。ひと目何段くらいの手筋なんでしょう?四段くらいの人ならぱっとわかりそうかなと思うのですが。
posted by das53jp at 21:40| Comment(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

シノギありやなしや

09501701.jpg

 今中央の白が危ない。どう打つところだろうか?
 もっとも、しのいでも負だが。
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2009年05月14日

全く定石が分かっていないという話

 今度は準決勝の田内さんとの碁から。松田黒番。

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 白2は十八番の手。ここでは黒3と強く行きたい。ただし定石をほとんど知らない。
 何となく黒13、15は思いつくのだけど、その後の変化の読みがおかしく、黒11という打たなくてもいいシチョウアタリを打ってしまった。しかも局後に加藤さんに指摘されたのはQ5が利くのに黒19はおかしいということ。確かに。何を考えていたのだろう。
 今考えるに、黒21、23を利かす予定でいて、ひょっとしたら下辺方面から締め付けて、右辺方面の危機を失う心配をしていたために19となったということかもしれない。考えすぎだが。

 しかし、このへんてこな打ち方が誘いの隙に。

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 ちょっと進行した場面、左上でさらに損を重ねて形勢は悪い。
 ここで様子見に白1と打ったのが問題手だったようだ。受け方を聞いた意味があるけど、もともと黒は下辺から締め付けに行くか右辺から利かすか2通りあり迷うところ。白1を打ってもらった方が分かりやすい意味がある。黒6まで下辺を囲う調子がついた。
 もっともここまでは白優勢で、白9が焦りすぎだったかも。1間が嫌だった。黒10で黒も盛り返せそうな感じ。

 発端の白1は、前図黒19の悪手がなければ狙えない手なので、何とも皮肉を感じる。
 
ラベル:囲碁 定石
posted by das53jp at 22:58| Comment(5) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

全くさばけなかったという話

 今日の個人の結果を書いておくと・・・

1回戦 出沢さん 黒番時間切れ勝ち
2回戦 佐藤くん 白番半目勝ち
3回戦 田内さん 黒番時間切れ勝ち
決勝 山下くん 白番12目半負け

でした。やたら時間で勝っているようなのは気のせい?

 洸矢君との碁から。松田白番。(白番の見た目のままです)
 黒29と広げた手はびっくり。

09051001.jpg

 当然カタツキで仕掛けます。

09051002.jpg

 しかし進行してみてあまり思わしくない状態。黒4のノゾキとかはありがたい感じがしたのですが、侵入した白が形がないのではしようがない。安易に7につけたのが問題だったか・・・
ラベル:囲碁
posted by das53jp at 23:43| Comment(0) | 検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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