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2010年06月05日

中京の父子鷹 打碁集〈上巻〉羽根泰正



 まだ4分の1ほどしか並べていませんが。

 非常にいい企画だとは思うのだが、構成の方針に何があるような気がしてならない。

 羽根泰正九段は、現代中京碁界の祖・島村俊宏九段の後を受けて中部総本部を牽引してきた棋士である。囲碁の世界は東京中心で、関西や名古屋の棋士というのはいろいろ差別されたりして苦労をしてきている。現在は中部総本部も関西総本部もタイトルホルダーやリーグ棋士を抱えて繁栄しているが、ここまで来るのはには長い道のがあり、羽根泰正九段はまさにその道を歩んできた棋士である。この打碁集を購入して期待したのは、そういう羽根泰正九段の囲碁人生、棋士としての生きざまみたいなものを読むことができるのではないかということだ。

 しかし、収録棋譜が多いこともあって解説も簡潔、対局の背景も最低限しか記述しておらず、棋譜カタログ的なあっさりした出来上がりとなっている。もうちょっと重厚に作れたのではないかと不満もあるのだが、典之先生はすでにこの世におられないし、何とも言えない。

 気に入ったエピソードをひとつ。土田正光九段との対局から。

「土田さんは木谷門下ですが、年齢も同じであり、勉強仲間でした。低段の頃は、『挑戦手合』をしよう、と言って、二人で寺にこもり、二日間かけて1局の碁を打ったものです。」

 全部並べたら方円書庫の方に記事を書きます。
posted by das53jp at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 棋書批評速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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